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【インド記③】チベット難民について知ってもらいたいから

半年前のかれんはチベットについてなんにも知らなかった。恥ずかしいことに「それってどこだっけ?」みたいなレベルだったし、チベット難民って言われても何も語れることがなかった。

 

でもインドに行って、チベット難民に会ってそれは他人事じゃなくなった。チベット難民の友達ができて、知らない人にもチベットについて知って欲しくなった。

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だからこの記事を開いてくれた人、ありがとうございます。最後まで読んでいって欲しいです。

 

チベットってそもそもどこ?

インド行き&チベット難民に会うことが決まって私が一番にしたのはもちろん「チベット」ってググるとこと。チベットってググると「チベット自治区」や「中華人民共和国の地域」ってでてきます。

「自治区ってどういうこと?なんかめんどくさい歴史がありそう・・・」がググった時の私の気持ち。実際いろんな背景があって今はチベット自治区って呼ばれているのは事実で、それを「めんどくさい」の一言で片付けてしまった自分は最低だなって思うんだけど、私みたいに極度のめんどくさがり屋の方もいると思うのでここでめちゃくちゃ簡単に説明すると、

チベットはもともと独自の言語と文化を持った独立した国だったけど、今は中国の国の一部となっています。そして中国の支配下に置かれているためチベット語やチベット文化を教えられることが禁止されている地域

なんです。

もちろんこんな簡単に歴史を説明してしまうことは失礼だと思うけど(そしてここに至るまでにもっと長い経緯があるのだけれど)、チベットについてほんのちょこっとだけど勉強した私が今の状況だけを誰かに簡単に説明しようとするとこうなります。

 

チベット難民とインド、そしてダラムサラ

私たちがインドに行った理由、それはインドにはたくさんのチベット難民がいるから。そしてインドのダラムサラにはチベット亡命政府があるから。

 

チベットではチベット人がチベット語とチベット文化を学ぶことは禁止されており、学校では中国語が教えられ中国の文化を教えられています。そのため、チベットについて学んで欲しいと願う両親は子供をインドやネパールに脱出させています。インドならチベットにいるよりもいい教育を受けれるから、チベットについて勉強することができるから。そんな両親の思いを背負って、ヒマラヤ山脈を歩いて越えてきた子たちが「チベット難民」。

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チベット民族平和蜂起59周年記念日となった3月10日、ツクラカンでの式典にて

お母さんたちが断腸の思いで子供たちを手放す。子供たちは命がけでヒマラヤ山脈を歩いて渡る。それが今のチベットにある現状。日本にいると無縁だけど実際に怒っている現状。

 

焼身自殺が抗議の手段

 もう一つチベット難民について知っておいてほしいこと、それは中国による厳しい政策に対してこれまで152人のチベット人が焼身自殺をして亡くなっているということ。中国に対して、抗議する手段の一つとして焼身自殺を行っている人がいるって知った時はすごい衝撃だった。

 

チベットはシリアについで世界で2番目に最も自由がない国と言われているそう。実は3番が日本人も現状をよく知っている北朝鮮。北朝鮮よりも自由がないチベット。そう聞いたらその深刻さが少し現実味になるんじゃないかなって思います。

だってチベットではダライ・ラマの写真を持っているだけで政治犯だって言われて中国政府に捕まる。信仰の自由も、発言の自由もない。それがチベット。

 

 

学ぶことと伝えることは誰にでもできるから

 

インドで出会ったチベット難民の学生のみんなは真面目で明るくて勉強家でした。もちろん家族と何年も会ってない子達ばっかりなのに、だからこそ「チベットのために」っていう明確な目的を持って勉強していて、明るくてかしこくて。

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インドの大学で勉強しているチベット難民のみんなと

 そんなチベット難民奨学生と一緒に短い時間だったけど話して一緒にワークショップして思ったのはチベットについて学ぶことと伝えることは私たちにもできるっていうこと。チベットについて勉強するために彼らはチベット語・中国語・英語・ヒンドゥー語をみんな勉強している。そしたらいろんなチベットに関する文献が読めるから。チベットにいるとチベットに関する文献は読めないけどインドにいれば読めるから。

 

日本にはチベットに関しての本はそりゃめちゃくちゃあるわけではないかもしれないけど、少なくとも入手できる。何よりみんな調べたことがないだけでネットで調べれればたくさん出てくる。チベットに関する映画もマイナーなだけでちゃんとあるし、チベット難民をサポートしている団体もたくさんある。日本に住んでいるチベット人の集まりだってある。

だからチベット難民について知ってほしい。自分の毎日の生活と無縁なことかもしれないけど知ってほしい。

 

そして私にとってチベットはもう無縁なことじゃなくなったから私は学ぶだけじゃなくて伝えていきたい。伝えることも誰にでもすぐにできることだから。

 

チベットについて知ろう!って思ってくれた方は以下のサイトをぜひ↓

・チベット&ダライ・ラマに関してはダライ・ラマ法王日本代表部事務所 チベットハウス・ジャパン

・チベット政治犯に関する映画を見るならラモツォの亡命ノート

・チベット難民の奨学生サポートしてくださる方はレインボーチルドレン – 教育は世界を変える!インド・チベットの若者から未来のリーダーを育てる奨学金を運営するNGOです

・チベット難民問題にアプローチしている団体は他にも:Lungta Project